みなさんこんにちは
ロクハチ野球工房です
さて今日は、小学生から中学生になり、ガラッと野球をする環境が変わる子向けに少しお話ししたいと思います。
まず、小学生から中学生になると道具など色々な物が変わります
・c球からB球へ変わる
・c球から硬式球へ変わる
・スパイクがポイントから金具に変わる
・塁間が23mから27.43mへ変わる
・投手との距離が16mから18.44mに変わる
・電車やバスの運賃が、大人運賃になる
・声変わりする奴が出てくる
まぁ、最後の二つはどうでも良いとして(笑)
野球をする上でボールやグランドの企画が変わると言う事は、ある意味別のスポーツになると思って取り組むくらいで良いと思います
そんな中で気を付けて欲しい事は、やはり「故障」ですよね
新しい環境になると、メンバーもガラッと変わったり、コーチや監督も変わるのでどうしても張り切り過ぎてしまいます。最初は、環境や道具、グランドの企画に慣れることが一番だと思うのでその辺を意識しながら、ぜひ野球を楽しんで欲しいと思います。
私の息子も、今度中学に上がりC球から硬式球に変わります。
身長も145cmなのでチビッ子軍団の部類ですね。
そんな子が、いきなり硬式ボールを無理に投げたり、重たいバットを無理に振ったりすると必ず故障します。この辺は、指導者が是非意識をして指導して欲しい所です。
そこで、守備練習で捕球から送球までの一連の動作で息子に意識させている事を、少しだけ動画を使って紹介します。
まずは動画をご覧ください
ツーステップスロー♫
この守備練習で意識させている事は
1、打球のやや右側から入る
2、左のつま先を上げて捕球ポイントに入る
3、ヘソの前で捕る
4、捕ったらグラブをヘソに持って行きながら握り替え
5、ツーステップで態勢を整えて投げる
1〜4は基礎練習で身に付いているので、特に意識させなくても出来るのですが、5はあえてツーステップを踏ませて、しっかりと軸足に乗ってからスローイングをする様に意識させています。
ってか、砂利で良くやってるわ…(笑)
そうする事により無理な体勢で投げる事が無くなるのと、軸足にしっかりとタメを作る事を身に付ける事が出来ます。この感覚をしっかりと覚えてから、ワンステップでスローイングする事をお勧めします。
必ず出来るようになります。それまで『あわてない♫あわてない♫』
ちなみに、動画の中で3球目のスローイングでは、グラブを持つ手を身体の中に収めてスローしていますが、その方がバランスが良いですよね。この辺は動画を見せながら子供に伝えると理解しやすいです。便利な時代です^^
サードからファースト、三遊間からファースト、キャッチャーからセカンドなど距離が長い場合は無理にノーバウンドではなくワンバウンドで投げて全然OKだと思います。
急がば回れ!
体力が付き、身体が大きくなれば出来るプレーの幅も徐々に増えてきます。
現時点での体力差で一喜一憂する事なく、詳細を見据えてしっかりと階段を上って行って欲しいと思います。
最後にオマケの話…
私は小学卒業時に148cmでした。
中学卒業時 162cm
高校卒業時 170cm(プロの調査書には175cmと書きました…笑)
一番左で優勝旗を持っているのが私です…
身体が小さいからと、言い訳した事は一度も有りません。
小さくたって自分の武器を見つければデカイやつに負けない!と逆にガツガツやってました。
小学校時代の私の武器は、
『元気』と『野球が好きだと言う気持ち』それだけです!
野球が楽しくて楽しくて、金曜日の夕方に一人でグランドに行って、明日の練習のためにグランド整備をしていたくらい好きでした。
そのくらいのめり込めば、きっと良いプレーヤーになりますし、いつかきっとデカイやつらにも負けない選手になれます!
それを信じて、一歩一歩階段を登って行って欲しいと思います。
それでは、今日はここまで!
週末の練習の参考にしてくださ〜い^^
子供達の笑顔そして輝く未来のために!
コツコツが勝つコツ♫
ロクハチ野球工房